海外「中国がカナダ唯一のリチウム鉱山を買収！？」（海外の反応）

 

EnriqueによるPixabayからの画像 

過去 20 年間、中国はカナダの重要な鉱物および鉱業部門で強力な地位を築いてきましたが、オタワからの監視はほとんどありませんでした。

3年前、中国企業のSinomine Resource Group Co.が密かにマニトバ州のTanco鉱山を買収した。当時、タンコは、原子時計や放射線検出器の重要な入力である重要な鉱物セシウムの世界でも数少ない供給源の 1 つでした。この 鉱山は以前、電気自動車に使用されるバッテリー金属であるリチウムを生産していました。

タンコはアメリカの化学会社であるキャボット社が所有していましたが、カナダ連邦政府は国家安全保障上の理由で買収を阻止する権限を持っていました。しかし、オタワは取引を阻止するどころか、再検討もしなかったようだ。

今年初め、中国の新しい所有権の下で、Tanco 鉱山はリチウムの生産を開始し、それを中国に送り返し、国内の大規模な電気自動車産業に供給しています。現在、Tanco はカナダで唯一の稼働中のリチウム鉱山であり、Sinomine は今後数年間で生産を拡大する計画を立てています。

「世界最高級のリチウムを保有していることで知られています。品位が非常に高いため、誰もそれを処理する技術を持っていませんでした」と、鉱業投資家で物言う株主のピーター・クラウジは言いました。「そして馬鹿はそれを手放した。」

鉱業は地球上で最も資本集約的な 産業の 1 つであるため、歴史的に見て、カナダの鉱山労働者が資金源として中国に目を向けることは理にかなっています。しかし近年、中国は明らかに国家安全保障上の脅威として浮上しています。

オタワは、リチウムなどの重要な鉱物に関して、敵対的な外国勢力の手に負えないことを明らかにしているが、これまでのところ、それを防ぐための連邦政府の行動はほとんどない。

一方、中国は銀白色の超軽量金属の世界最大の鉱山国の 1 つであり、世界の精錬プロセスの約 3 分の 2 を管理しています。

中国のリチウム メーカーである Ganfeng Lithium Co. Ltd. は、カナダ最大の上場リチウム マイナーである Lithium Americas Corp. の筆頭株主であり、アルゼンチンの Cauchari-Olaroz リチウム プロジェクトに大きな出資を持っています。

コバルトに関しては、カナダも同様のステータスを持っています。中国は市場の約 70% を支配しているのに対し、この国は重要なバッテリー金属の投入量を少量しか生産していません。 グラファイトでは中国がさらに支配的であり、市場の 80% がロックされています。また 、カナダは別の電池用金属であるニッケルの主要な鉱山国ですが、電池産業向けにニッケルを処理できる精錬所はありません。

「この分野での優位性を固めようとしている国がカナダ企業の資産を買収することを許可した場合、カナダはどのようにしてリチウムのサプライチェーンやその他の重要な鉱物を構築できるでしょうか?」

redditより海外の反応をまとめました。誤訳御免でお願いします。

海外の反応

・現在稼働中の唯一のリチウム鉱山は、中国に出荷する中国企業が所有しています。



・ ネオリチウム社のことですか？

この取引は最近多くの批判を受けましたが、議論で見落とされがちな重要な詳細は、会社がトロントに本社を置いていたのに対し、実際の鉱山はアルゼンチンにあったということでした。

理由はよくわかりませんが、多くの鉱業会社が本社をカナダに置くことを選択していますが、実際の事業は完全に世界の他の場所にあります。

ここにオフィスがあるからといって、ここでリソースを販売することを優先するわけではありません。多くの企業がここに本社を置き、南アメリカで鉱物を採掘していますが、中国に直接出荷しています。



・ これが私たちがアフリカ大陸をどのように扱っているかということと同じなんです。



・おそらくですが、私たちはアフリカの政府を転覆させ、社会を破滅させようとしているアフリカの敵ではありません。

「しかし、私たちがアフリカでやっていることはどう思いますか？」というこのようなことをよく目にします。現代のリベラルから出てきたもので、誤った等価性とアフリカの国の士気をくじくという積極的な追求は、白人リベラル特有のものです。



・ 世界最大の製造センターが原材料を管理したいというのは衝撃的ですね。



・ しかし、私たちが中国に私たちのリソースをコントロールさせているのは衝撃的な話ですよ。



・ 私たちの資源を中国に売り込むことは、メープルシロップと同じくらいカナダ人です。



・ 私たちの国における外国の影響と戦うための新しい方法を本当に必要としています.。西側のあらゆる政治家は最高入札者を狙っているようで、民主主義を破壊していますよ。



・ 私は若い頃、「盲目的に単純化されたナショナリズム、または同様に単純化された宗教」に強く反対して過ごしましたが、今ではあまり確信が持てません。結局のところ、おそらくこれらのすべてが悪いわけではなく、必ずしもほとんどが悪いわけではありません...



・ このすべての真の犯人は、カナダ人のリスクに対する否定的な考え方です。資本へのアクセスが不足しているため、Apple、Google、Facebook などのテクノロジー企業がここに設立されることはありません。



・ 北米の政治は、短期的な利益しかありません。中国は非常に長期的な考え方をしているようです。



・それが資本主義です。



・ では、なぜ西洋人は中国で鉱山を所有できないのでしょうか？



・ 中国は自国の資源を独占しているからです。

資本主義だからといって自由市場であるとは限りません。実際、適切な資本主義は自由市場の欠如を保証しているんです。

（注：たくさんの鉱山をもつオーストラリアは中国資本の流入を規制しているようです。）



・ 私たちよりも貧しい国に同じことをするのはおかしいです。カナダの鉱業会社には、ひどい人権侵害の記録があります。



・資源大国であるカナダの税金が高いのはなぜだろうといつも思っていました。

比較が難しいことは承知していますが、UAE には所得税がありません。なぜなら、UAE は資源からインフラストラクチャに十分な資金を生み出すことができるからです。私は共産主義国など望んでいませんが、私たちの木を切り倒し、地面から資源を引き裂く企業は、平均的な社員が年間6万を稼ぐために、ここで同様の税状況をサポートするのに十分な国の支援を支払うことができないでしょうか？

そうすれば、年収 6 万の人は実際に 6 万を家に持ち帰ることができます。それは、生活の質を即座に向上させるでしょう。



・ アルバータ州に引っ越してきましたが、税金が上がっていることに失望しました。



・ カナダはイギリスにとって資源植民地でした。英国はカナダを創設し、私たちはその帝国の一部でした。独立後、アメリカに売却し、次に中国に売却したんです。